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2018 GLOBAL BEAUTY CONGRESS Kagoshima

グローバル・ビューティ・コングレス 鹿児島大会は、今年も城山観光ホテルから名称を改めた城山ホテル鹿児島での開催となりました。モデル(=顧客)の個性を引き出し、コスチュームに合ったヘア・メイクを競います。全国大会への出場が1枠となった今大会。その1枠を目指して、熱い戦いが繰り広げられました。

REPORT

GLOBAL BEAUTY CONGRESS 2018 Kagoshima

グローバル・ビューティ・コングレス 鹿児島大会
9.17 Mon
@城山ホテル鹿児島【ロイヤルガーデン2F】

MAKING

用意された衣装は最新のモード。その豪華なブランドラインナップは『GBC』の大きな特徴でもあります。様々なテイストの衣装の中から、どの衣装になるかは当日抽選で決定。日頃のサロンワークでの経験を活かし、その衣装に合わせたヘア・メイクを施します。限られた時間の中で世界観を作り上げる必要があるため、判断力、感性、技術、手際など、美容師に必要なあらゆる要素が試されます。

WALKING

審査員は、スタイリング中、スタイリング後を審査。そしてウォーキングへと移ります。美容師は自身の作品についてコメントし、モデルはウォーキングで審査員にアピールします。

ENTRY

JUNO オプシアミスミ店
1.JUNO オプシアミスミ店

incanto
2.incanto

SESSION Hair Design
3.SESSION Hair Design

JUNO オプシアスミス店
4.JUNO オプシアスミス店

優しい時間 by ヴァンヴェール
5.優しい時間 by ヴァンヴェール

[nóubl]
6.[nóubl]

JUNO 天文館
7.JUNO 天文館

JUNO イオンタウン姶良店
8.JUNO イオンタウン姶良店

DECOR
9.DECOR

JUNO イオンモール鹿児島
10.JUNO イオンモール鹿児島

grand jete
11.grand jete

JUNO イオンモール鹿児島
12.JUNO イオンモール鹿児島

TOMATE Hair Design
13.TOMATE Hair Design

【コスチューム協力】agris(アグリス)/GUT'S DYNAMITE CABARETS(ガッツダイナマイトキャバレーズ)/ebe(エベ)/manielle(マニエル)/emanuel ungaro(エマニュエル ウンガロ)/Miki MIALY(ミキミアリー)/ENHANCE(エンハンス)/Quantize(クオンタイズ)/FACETASM(ファセッタズム)/VICKY(ビッキー)

【審査員】
Bijoux 代表 熊谷 真由美 様
SOSモデルエージェンシー 有吉 美和 様
フォトグラファー 南 修一郎 様
2016ミスユニバース・ジャパン 鹿児島代表 門園 智子 様

最終結果

今回、熱戦を制して見事グランプリに輝いたのは〈JUNO イオンモール鹿児島〉様。フレッシュなメンバーながら、衣装に合わせた素晴らしいヘア・メイクで初受賞となりました。〈JUNO イオンモール鹿児島〉様は11月に行われる全国大会に出場します。

グランプリ JUNO イオンモール鹿児島

[作品解説]衣装が光沢のある異素材の物だったので、ヘアやメイクも違う素材の物をミックスさせました。アシンメトリーな衣装だったのでヘアは極端には崩しすぎずバランスを取りました。クールさも出しつつモデルさんの可愛らしさも残したかったので、リーゼントベースにしていろいろな素材で編みおろしにしました。メイクはカーキ系のアイシャドウで衣装の色味と揃えて、白のマスカラと眉毛に毛糸を付けて、目元にインパクトを与えました。チークやリップは目元を引き立たせるためにヌーディーに仕上げました。

グランプリ
JUNO イオンモール鹿児島
ヘア 吉井 美陸 さん
メイク 川中 夏葵 さん
モデル 阿世知 莉子 さん

準優勝 [nóubl]
準優勝
[nóubl]
ヘア 栫 貴弘 さん
メイク 徳永 愛美 さん
モデル 鬼塚 リオ さん

3位 grand jete
3位
grand jete
ヘア 徳永 洋 さん
メイク 上之園 千佳 さん
モデル 平瀬戸 真柚 さん

入賞 incanto
入賞
incanto
ヘア 春山 猛 さん
メイク 伊地知 綾乃 さん
モデル 下栗 瑞紀 さん

入賞 DECOR
入賞
DECOR
ヘア 松山 朋代 さん
メイク 山元 優希 さん
モデル 堀切 美沙妃 さん

審査員特別賞 TOMATE Hair Design
審査員特別賞
TOMATE Hair Design
ヘア 小野池 翔太 さん
メイク 北ノ園 かな恵 さん
モデル 谷川 日奈 さん

総括

もう随分長い間、鹿児島大会の審査委員長をやっているので私にとって鹿児島は思い入れがありすぎて・・・とにかくまずは皆さんに「凄い!」っていう言葉を送りたいと思います。今回凄く悩んだんです。どれもいいなと思いました。皆さん凄く勉強されていて。今の時代の流れというか、今年2018年って暫く続いたファストファッションがもう終わりに近づき、みんなそれぞれ個性を求め始めています。なので想像力だったりとか、なんと言うか・・・“生み出すもの”っていうのをもっと大事にしていかなければと思います。普段のサロンワークを考えると「この突飛ないヘアとメイクが何になるの?」ってことでコンテストには出ないという美容師さんもいるかもしれないんですけど、実はコレ凄い大事で、普段できないけれど「想像力を豊かにする」っていうことと、お客様にすぐに「インスピレーションを渡せる」っていう訓練にもなりますし。時代が元気になりつつありますので皆さんも楽しいヘアメイクができると思います。何年か前、本当にファストファッション全盛の頃ってのはつまんない服ばかりで「どうしよう?」って悩まれたかと思うんですけど、今日見てもやりやすいというか、まぁ、当たり外れはあるかと思いますが・・・・。2018年の流行ってウエスタンとかヴィンテージファッションとか、その両方を組み合わせたりとか、アニマル柄だったりチェック柄だったり、今までよりもうちょっと「色」が入ります。今年の秋冬って、意外なくらいにいろんな「色」が入ってくるんだな~と感じてるんです。そういうところも先端の美容師さんたちはチェックしてお客様にアプローチしていかなければいけないので、やはり勉強って大事だなと凄く思っています。本当に鹿児島の美容師さんは上手だし素晴らしいと思っています。胸が痛いです、上位を決めるのは。今日もモデルエージェンシーの方やカメラマン、ミスユニバースさんら、職業が全然違うみんなと審査をやって、それぞれに感覚は違うんですけどやはり優勝される方はみんな上位の採点で決まっています。何が良かったか?何が悪かったか?と頭を悩ますと思うんですけど、やっぱり「悔しさ」って大事だと思います。なので是非来年もチャレンジして下さい。そしてグランプリのチームは鹿児島を代表して全国大会頑張って下さい。楽しみにしています!

 
審査委員長 Bijoux 代表 熊谷 真由美 様

過去のレポート

〈2017 GBC 鹿児島大会>のレポートはこちら

〈2016 GBC 鹿児島大会>のレポートはこちら

〈2015 GBC 鹿児島大会>のレポートはこちら

〈2014 GBC 鹿児島大会>のレポートはこちら

〈2013 GBC 鹿児島大会>のレポートはこちら

〈2012 GBC 鹿児島大会>のレポートはこちら

〈2011 GBC 鹿児島大会>のレポートはこちら